「不漁」と書きましたが、ここまでの不漁は経験をしたことが無いので、「大不漁」の状態です。
始まったのは2月の中旬から。この時期は海水温が低下する時期なので、例年漁獲高が落ちる時期です。
例年のことなので、「いつも通り」と予測のもと行動をしていましたが、漁獲が回復してくる4月に入っても
一向に回復する兆しが見られない!それどころかより漁獲が減り、今まで経験したことが無い「大不漁」の状態となってしまいました。
大不漁の理由は、ある程度解明ができており、いくつかの複合的な理由でここまでの状況に至ってしまっています。
今後は回復をする兆しが見えていますが、旬を迎え最も漁獲があがる秋の時期を含め、今年一年は厳しい状況が続きそうです。
弊社は「韓国産の穴子に特化」した事業をしており、仕入に関しては他社様に負けない流通経路を持っておりますので、
結果として「大不漁の時期も、供給を絶やさずお客様に穴子(原料)を提供すること」ができました。
韓国の協力工場、ならびにグループ会社であるKAISHO KOREAが尽力してくれたおかげで乗り切ることができました。
但し、「価格の高騰」は避けることができず、最終はお客様及び消費者に「値上げ」という形でご迷惑をおかけすることになりました。
「安全で安心できる穴子を安定して提供する」こと。現状、安定した価格で提供ができていない状況ですので、
少しでも改善できるように取り組んで参ります。
価格の高騰による消費者の「穴子離れ」に危機感を抱きながら、弊社ができることに精一杯取り組んでまいりますので、
今後も宜しくお願い致します。