読書感想文【教養(インテリ)悪口本】

こんにちは!千原です!
ようやく春らしくなってきましたね~🌸
海昇ではクーラーを入れる日も増えてきました。夏が近づいているのを感じますね🌞
さてさて、今週のブログは読書感想文を書かせていただきます📖
読んだ本はこちら!
「教養(インテリ)悪口本」です😏
一見ギョッとするようなタイトルですが、中身は雑学とユーモアに溢れた非常に面白い本です。
「悪口」とはいえ、決して誰かを馬鹿にして嘲笑ってやろうという趣旨ではなく、
不満や愚痴をエンタメに昇華して、面白くおかしく笑い飛ばしてやろうじゃないかという試みの本です。
本当に多種多様な悪口が掲載されているのですが、中でもお気に入りなのがこちら。
「ペリクレス戦略ですね!」
何が言いたいのかさっぱりわからないこの悪口の使いどころは、「現状維持で滅びていく人・計画」です。
では「ペリクレス戦略」とは一体何なのかと言いますと、
『昔々、ギリシャにペリクレスというとっても偉い人がおりました。パルテノン神殿を作ったスゴい人です。
ペリクレスは、とある戦争の際に籠城作戦を提案しました。城塞の中で立てこもり、敵の疲弊を待とうという作戦です。
この作戦はうまくいくように思えましたが、徐々に破綻し始めました。
兵力の維持には莫大な資源が必要な上に、疫病が流行したのです。
こうして閉鎖環境のなかで軍は壊滅、ペリクレス自身も病に倒れて亡くなりましたとさ。』
…というお話です。
雑に要約すると、
「スゴい軍師が籠城作戦を選んだ結果、国が壊滅し軍師も亡くなった」という、なんともトホホなお話です😟
ではなぜこの悪口が気に入ったのかといいますと、「現状維持位は退歩である」というのが弊社の社長の口癖なんです。
いつも聞きながら分かったような気になってはいたものの、
この章を読んで初めて「現状維持は退歩である」という言葉が腑に落ちた、というわけなのです。
この「ペリクレス作戦」、一見すると賢明な作戦に思えますよね。
なにせ現状を維持するだけですから、兵力の消耗も少なく、無駄なエネルギーも使わない。
非常に理に適っているように思えます。
しかし、現実はどうだったでしょうか。
「現状維持」とて努力をしなければ、待っているのは「緩やかな衰退」です。
昨日と同じ今日を過ごし、今日と同じ明日が来ると信じている間に、彼らはゆっくりと敗北していたのですから。
現状維持はとっても楽ですが、それに甘んじてしまうと…。
何も考えず、ただ昨日と同じことを繰り返すだけでは、このエピソードと同じような末路を辿ってしまうかもしれません。
面倒くさがりですぐに楽な方に飛びついてしまいがちな私としては、ぐさぐさと心に刺さる悪口でした。
さて、そんな教訓に溢れた「教養悪口本」、面白くて読みやすいので、ぜひ一度読んでみてください。
悪口の部分は一旦置いといて…👿
素直に雑学として面白い内容が盛りだくさんです!
とはいえこちら、あくまで「悪口本」ですので、「ボキャブラリーをスタックで管理」しがちな方はお気を付け下さいね!
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