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パイオニア号(開拓者)と名付けていた活魚車1号機が、勇退します。
「活アナゴを空輸ではなく、陸送で日本に輸入する」
11年前、どの業者もやった事がなかった活アナゴ輸送をチャレンジする為に、製作したパイオニア号。
「こんな方法で運んだら穴子が弱る」
同業者やお客様から失笑されました。
「穴子が全滅しています」
2,000kgの死滅した穴子を見て、初めて仕事を辞めたいと思いました。
馬鹿にされ、失敗し、それでも挑戦し続け、気がつけば11年。
「海昇さんに任せているから!」
お客様からは、毎回必ずご注文を頂けるようになりました。
「あの業者も海昇の真似を始めたで!」
同業の全業者が、弊社のやり方、形を真似するくらい、仕組みが確立されました。
「韓国現地法人・KAISHO KOREA Co.,Ltd.」
を設立するきっかけにもなりました。
今となっては当たり前になった
「活アナゴを陸送で日本に輸入する」
弊社が確立したこの画期的な活アナゴ輸送方法の第一線で活躍してくれたパイオニア号。
パイオニア=開拓者の名に恥じない大活躍に、本当に感謝しています!
パイオニア号、お疲れ様でした!ありがとうございました!